巨人・中川、5度目ブルペンで50球 守護神返り咲きへ意欲満々

[ 2021年2月13日 12:34 ]

<巨人S班沖縄キャンプ> ダッシュを繰り返す鍵谷(左)、中川 (撮影・光山 貴大)
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 沖縄・那覇のS班キャンプに参加している巨人・中川皓太投手(26)が5度目のプルペンで50球を投げ込んだ。今季も抑えの一角を担うからこそカーブ、スライダー、シュートなど変化球を意識的に連投。「練習の時から同じコースに投げないと…。ボクらは1球(の失投)で試合が変わる。だから1球の精度、再現性を大事にしたい」。

 昨季は終盤に負傷離脱したものの19年は抑えとして4勝、16セーブを挙げた。今季はデラロサらとストッパーを争うことになりそうだが、もちろん守護神返り咲きを目指している。

 「抑えの経験は少しあるし、自分が結果を出してチームの信頼を勝ち取れば…。一番後ろを任されると言うことは、その後は誰もいない。だから何としても抑えないと…」。

 19年11月には初めて侍ジャパン日本代表に選出され、プレミア12に出場。稲葉篤紀監督(48)は今夏の東京五輪にも貴重な左腕セットアッパーとして期待しているとあり「何とか結果を出して、また選ばれたい」と日の丸のユニホームにも意欲を見せた。

 まずはチームで確固たる地位を築いていく。

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