オリックス・能見が“初指導”、斎藤に動作実演「伸びしろしかない」

[ 2020年12月23日 05:30 ]

遠投で調整するオリックス・能見(撮影・後藤 正志)
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 オリックスにコーチ兼任で加入した能見が22日、自主トレで訪れた大阪・舞洲で“初指導”した。斎藤と約50メートルの距離でキャッチボールした後、けん制やクイックなどの動作を実演して助言した。

 「キャッチボールは斎藤綱記君の方から声を掛けてくれて。伸びしろしかないですよ」

 オフ期間はコーチの指導が禁じられていても、選手の立場から助言することは問題ない。経験豊富な41歳は若手にとって生きた教科書で、生徒1号の斎藤も「全部の質問に全て答えてくれて、勉強になります」と感謝した。

 能見は来年1月9日に首脳陣、スタッフが集まる会議に参加後、阪神時代の同僚らと合同自主トレを予定。2月1日のキャンプ初日からブルペン入りする方針で、貴重な戦力としても同時進行で準備していく。

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2020年12月23日のニュース