オリ吉田一 500万円減の2900万円で更改「結果で引っ張っていけるよう」

[ 2020年12月23日 12:58 ]

契約更改を終え、会見に臨んだオリックス・吉田一
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 オリックスの吉田一将投手(31)が23日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、500万円減の2900万円で更改した。

 「今季は納得のいく内容、結果ではなかったですが、ショートスターターや4イニングを投げてセーブが付いたり、首脳陣の期待に多少は応えられたとは思うが、自分としてはこれではダメだと思っているし来年はもっと頑張らないといけない」

 今季は23試合に登板し1勝1敗、1セーブで防御率4・08。8月15日のソフトバンク戦では3年ぶりの先発登板で3回無失点。9月10日の西武戦では4イニングというロング救援で異例のセーブをマークするなど、難しい起用に答えて結果を示した。

 「(交渉では)1点差で負けている時に救援する投手は1点もやれない立場、そういう部分も評価してほしいという話はしました。うちのチームが上位を狙うには、僅差で負けている試合で(救援陣が)粘って、野手の方に逆転してもらうことで大型連勝とかも見えてくると思う。そういう部分の評価はモチベーションにつながると思うので」と説明。若手主体のチーム状況を踏まえ、「来季は50~60試合は投げられる体をつくる。1年間1軍にいれば数字は付いてくるし、投げないといけない立場。チームが若返りをしている中で、しっかり結果で引っ張っていけるように」と自覚を口にした。

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2020年12月23日のニュース