阪神新助っ人・アルカンタラを獲得発表 背番号は44 今季韓国リーグ20勝右腕

[ 2020年12月23日 15:14 ]

斗山ベアーズで今季20勝を挙げたアルカンタラ(スポーツ朝鮮提供)
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 阪神は23日、ラウル・アルカンタラ投手(28)の獲得を発表した。推定年俸200万ドル(約2億600万円)で2年契約とみられる。背番号は「44」に決まり、球団を通じてコメントした。

 「阪神タイガースでプレーする機会をいただいたことに感謝したいですし、素晴らしいチームの一員となることを誇りに思います。今は、タイガースのユニフォームに袖を通してプレーすることに非常に興奮しています。チームの勝利に貢献できるように、常に全力でプレーすることをファンのみなさんに約束します」

 ドミニカ共和国出身のアルカンタラは今季韓国リーグ斗山で198回2/3を投げて20勝2敗、防御率2・54の好成績で最多勝を獲得した。1メートル93センチの長身から投げ込まれる150キロ超えの直球が持ち味。16年にはアスレチックスでメジャーデビューし、2年間で通算13試合2勝5敗。防御率7・19だったが、19年に韓国のKTに移籍すると、11勝(11敗)をマーク。今年はそれをはるかに超える圧倒的な数字を記録した。

 すでにチームは日米通算95勝を誇るチェン・ウェイン投手(35)の加入が決定し、米大リーグ挑戦を視野に入れていたロベルト・スアレス投手も残留と米メディアで報じられた。投手王国の構築へ着々と戦力整備は進んでいる。

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2020年12月23日のニュース