ソフトB・今宮 現状維持2億9000万円で更改、開幕ショートへ無休覚悟

[ 2020年12月23日 05:30 ]

契約更改交渉を終え、現状維持でサインしたと話すソフトバンク・今宮(撮影・中村 達也)
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 オフは無休で開幕ショートを奪う。ソフトバンク・今宮健太内野手(29)が22日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸2億9000万円でサインした。

 4年契約の2年目だった今季は、故障続きで12年のレギュラー定着後で最低の43試合の出場に終わった。今宮は「若い選手も出てきてますし、自分このままじゃ、正直、終わってしまう。オフは本気で無休の可能性がある。毎日、何かしらトレーニングをして2月1日のキャンプ。そこでいい形でアピール合戦ができれば」と悲壮感を漂わせた。

 今季は8月に左ふくらはぎの負傷のため離脱し、復帰できないままシーズンが終了。左ふくらはぎの状態が良くなってからは右足を痛め、さらに右肩の違和感が続いた。現在は本格的な練習ができる状態で、20日にリハビリ組を離れた。来季を完走するために食事面から改善する。「なぜ離脱が続くのか。筋肉へのアプローチは何が必要か。食べ物から気にしないといけないし毎日、投げないと不安もある」。知り合いの栄養士に学び、右肩も動かし続けている。

 来年1月上旬から周東、高田、川瀬らと合同自主トレを行う。この3選手に加えて、牧原、三森も遊撃の定位置獲りに燃えるが、死守する構えだ。「全員がライバルですが、開幕戦でショートで出られるように。フルマックスで動けるように」。来春キャンプに万全の状態で入り、激化する争いを勝ち抜く覚悟を口にした。

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2020年12月23日のニュース