巨人・菅野が投打で大暴れ!投げては球団54年ぶり開幕9連勝、打っては満塁走者一掃打で3打点!

[ 2020年8月25日 21:34 ]

セ・リーグ   巨人8―4ヤクルト ( 2020年8月25日    神宮 )

<ヤ・巨>初回、力投する菅野(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 首位・巨人がエース菅野智之投手(30)の投打にわたる活躍でヤクルトに8―4と逆転勝ちを収めて連敗を3でストップ。貯金11とした。菅野は巨人では1966年堀内恒夫以来54年ぶりとなる開幕9連勝をマーク。連勝を逃したヤクルトは借金4となった。

 巨人はエースの菅野が投打をけん引した。試合開始からわずか5球で先制を許すなど初回に2点を失う苦しいスタートとなった菅野だったが、尻上がりに調子を上げて3回途中からラストイニングとなった7回まで14人連続凡退でフィニッシュし、7回5安打2失点。打っては、大城の適時打で3―2と逆転した後の7回1死満塁で走者を一掃する左中間二塁打を放って3打点を挙げる大活躍だった。

 ヤクルトは開幕投手も務めた40歳左腕・石川が7月14日の阪神戦(甲子園)以来42日ぶりに先発登板して5回9安打2失点と粘ったが、5度目のマウンドでも今季初白星ならず。打線は初回に38歳・青木と36歳・雄平の適時打2本で菅野から2点を先取したが、石川が勝利投手の権利まであと2死となった5回に追いつかれ、リリーフ陣も失点を重ねた。

 なお、巨人の坂本は3回に石川から左越え10号ソロを放ち、プロ3年目の2009年から12年連続2桁本塁打を達成。球団では王貞治の21年、阿部慎之助の18年、長嶋茂雄の17年、原辰徳の14年に次いで単独5位としている。

続きを表示

この記事のフォト

2020年8月25日のニュース