絶好調の中日 8月残り6試合で11年ぶり「月間2ケタ貯金」狙う!

[ 2020年8月25日 05:30 ]

ノックを受け、ボールに飛びつく小笠原(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 最強先発陣で、11年ぶりの快挙に挑む。5カード連続勝ち越しと好調な中日は、25日から敵地で阪神3連戦。週末の巨人戦と合わせた残り6試合で5勝1敗なら、8月は17勝7敗2分となり、あの落合博満監督が率いた09年7月(17勝7敗)以来、11年ぶりの「月間2ケタ貯金」に届く計算だ。

 気温36度の炎天下さえ心地いい。名古屋市内で一部投手陣が汗を流した24日の調整。リラックスした雰囲気が、上昇カーブを描くチームの現状を表していた。

 「どの打者も調子いいときは、甘い球を積極的に振ってくる。自分のペースに持っていけたらいいな…と思います」

 26日の先発が予想される福谷にも必要以上の力みはない。8月7~9日の巨人戦から始まった5カード連続勝ち越しの反攻劇。その間の先発陣は15試合で防御率1・93と絶大な安定感を誇る。

 「チームがいい雰囲気なので、自分もしっかり貢献したい」

 第3戦が有力な柳も短い言葉に決意を込めた。前回の甲子園3連戦(7月17~19日)は3連敗。25日の先発マウンドに立つ小笠原を含む3人で“倍返し”の準備は整った。さらに巨人戦には4戦連続完投中の大野、すい星のごとく現れたロドリゲスが登板予定。5勝1敗の星勘定は、十分に射程圏内だ。(堀田 和昭)

続きを表示

2020年8月25日のニュース