オリックス・山岡 27日のソフトバンク戦で2カ月ぶり復帰!中嶋監督代行の勢い止めん!

[ 2020年8月25日 05:30 ]

キャッチボールで調整する山岡 (撮影・後藤 大輝)
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 左脇腹痛で離脱していたオリックス・山岡泰輔投手(24)が27日のソフトバンク戦で復帰登板することが決まった。24日に1軍の投手練習に参加。6月26日のロッテ戦での負傷降板以来、約2カ月ぶりのマウンドへ強い意気込みを示した。

 「チームに迷惑をかけて、長い期間離れて、(リハビリ担当やコーチ陣から)“焦るな”と言ってもらいながら。感謝しながら投球に出していけたら」

 6月19日の楽天との開幕戦は7回1失点で勝敗つかず、12球団の開幕投手で未勝利はヤクルト・石川と2人だけ。不在の間に西村監督が辞任し、中嶋監督代行が指揮を執る激動もあり、「チームのためにできることを続けていく以外ないと思う」と自覚を込めた。
 最後の実戦調整は中継ぎで2回無失点だった22日ウエスタン・リーグのソフトバンク戦。山岡は「(西村監督から中嶋監督代行へ)代わるタイミングで“木曜日、行こう”って言われました。とにかく行けるところまでっていう感じで」と明かした。復帰戦を中4日で鷹斬りに合わせたところにも、中嶋監督代行の本気度がうかがえる。

 先週で終えた今季特有の同一カード6連戦。ソフトバンクには2度の1勝5敗、ロッテには6連敗と1勝4敗1分けを喫した。苦杯をなめた2球団と当たる今回の6連戦。中嶋監督代行は初陣からの3連勝で息を吹き返しつつあるチームにとって重要な分岐点と位置付けた。

 「自分も含めて全員でやるしかない。どこまで出せるか、はね返されるのか。差が出るのか、いや、いけると確信するのかの差だと思う」。苦手意識を振り払い、浮上への機運をさらに高めたい。(湯澤 涼)

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2020年8月25日のニュース