40歳左腕・石川、42日ぶり5度目先発も今季初勝利ならず 38歳青木&36歳雄平の適時打で先制も…

[ 2020年8月25日 19:50 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2020年8月25日    神宮 )

<ヤ・巨>5回2死満塁のピンチを山崎の好捕に救われ手をたたく石川(撮影・村上 大輔)
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 開幕投手も務めたヤクルトの19年目左腕・石川雅規投手(40)が25日の巨人戦(神宮)で7月14日の阪神戦(甲子園)以来42日ぶりに先発登板。5回2失点と粘ったが、5度目のマウンドでも今季初白星を挙げることはできなかった。

 味方打線は、開幕9連勝を目指す巨人エース菅野から初回に38歳・青木と36歳・雄平の適時打2本で2点を先取。だが、石川は3回2死から坂本に内角低めスライダーを左越え10号ソロされ1点差に迫られると、勝利投手の権利がかかった5回には1死から坂本、松原、ウィーラーに3連打されて同点。この回を投げ切ると、その裏、2死走者なしで回った打席で代打・田代がコールされて降板となった。その田代も凡打に終わって5回が終了。石川に勝敗は付かなかった。

 石川は6月19日に行われた中日との開幕戦(神宮)では5回3失点で勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣が打ち込まれて延長戦の末チームは7―9で敗戦。セ・リーグ初となる40代での開幕戦勝利は幻となった。

 菅野との“開幕投手対決”となった6月26日の巨人戦(神宮)でも6回5安打1失点と好投し、4点リードした場面で降板したもののリリーフ陣が打ち込まれて勝利投手が消滅。7月3日のDeNA戦(神宮)では2点援護をもらって迎えた3回に一挙4点を失うなど4回途中9安打5失点、7月14日の阪神戦では5回7安打4失点で連敗を喫して翌15日に出場選手登録を抹消されていた。

 石川の投球内容は5回で打者24人に対して81球を投げ、9安打2失点。1三振を奪い、与えた四球は1つだった。

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2020年8月25日のニュース