レイズ筒香 ユニセフの寄付を呼びかけ「将来ある子どもたちを守るため」

[ 2020年6月27日 13:19 ]

少年野球時代の写真を投稿し、中南米地域の子どもたちへの支援を呼びかけた筒香(自身のインスタグラムから)

 レイズの筒香嘉智外野手(28)が27日、自身のインスタグラムでユニセフの「Childhood Challenge」への寄付を呼びかけた。

 筒香は少年野球時代のユニホーム姿の写真を投稿し、「この写真は自身が中学生の頃、少年野球チーム『堺ビッグボーイズ』でプレーしていた時の写真です。この頃は身体をうまく使えなかった日々もありましたが、焦らず取り組めたことで、今もプレーを続けられていると思います。この状況の中、日本の子どもたちにも、“焦らずじっくり”と伝えたいです」とエールを送った。

 また、今回の支援プロジェクトは新型コロナウイルスのパンデミックの中心地になりつつある中南米地域の子どもたちに対する支援が目的。15年オフにドミニカ共和国のウインターリーグに挑戦した経験がある筒香は「同時に、世界にも目を向けてください。世界では、紛争、自然災害、貧困などによって、僕のように子ども時代を“子どもらしく”過ごすことができない子どもたちがたくさんいます。そして新型コロナウイルス感染症の世界的な流行によって、その生活はますます厳しいものとなっています。野球の原点と楽しさを改めて教えてくれたドミニカ共和国をはじめ中南米の国々が、今、パンデミックの“新たな震源地”になっています。医療体制が不十分な途上国などでの感染拡大を防止し、将来ある子どもたちを守るために、#ChildhoodChallengeに賛同します!ぜひ賛同のご寄付や、SNSでのシェアをお願いします」と呼びかけた。

 集まった寄付金はユニセフを通して、世界の子どもたちのために役立てられる。例えば10万円が集まると、子どもの免疫力を高めて病気にかかりにくくするビタミンAカプセル5万8823錠、もしくは、重度の栄養不良の子どもたちのための治療用ミルク329袋の支援が可能になる。

 その他、1錠で4~5リットルの水を浄化できる浄水剤25万錠、もしくは重度の栄養不良からの回復に役立つ高エネルギー食3278袋の支援も可能になる。

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2020年6月27日のニュース