東芝 6年目右腕・善がオープン戦で好投 宮川&岡野の後継目指す

[ 2020年6月27日 23:32 ]

オープン戦   東芝7―1慶大 ( 2020年6月27日    東芝グラウンド )

<オープン戦・慶大―東芝>好投した東芝の善
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 東芝の6年目右腕・善武士投手(23)が先発し、5回1安打無失点と好投した。「今までブルペンで練習してきたことを表現することだけ考えていた」と淡々と振り返った。

 多良木(熊本)時代は最速149キロ腕としてドラフト候補に挙がり、さらなる進化を目指して東芝入り。1年目から公式戦で起用されたが、17年1月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。

 術後は約2年、リハビリや肘に負荷のかからないフォーム研究に費やし、昨年中盤から復活の兆しが見えてきた。「もう、やるしかないというプレッシャーがモチベーションになった。ケガする前とは違う感覚が出てきている。狙ったところに投げられるようになってきた」と手応え。この日も140キロ台を制球良く操り、わずか1安打に抑えた。

 昨年までの2枚看板だった岡野(現・中日)、宮川(現・西武)がプロ入り。「昨年はこのままじゃいけないと思いながら、2人におんぶにだっこ。とにかくケガしないようにするにはどうしたら良いかを常に意識して、まずは信頼を得ることが今やるべきこと」と冷静に見つめている。

 平馬淳監督は「以前岡野と宮川に“次のエースは誰だ”と聞いたら、“善だと思います”と返ってきたんですよ」と明かす。「怒られながらも頑張っている。もう少しスピードも出てくると思う。都市対抗予選が楽しみ」と期待を寄せた。

 昨春には高校時代の女房役・中村浩人捕手が法大を経て入社。再びチームメートになった。「バッテリーで都市対抗の舞台に立てたらうれしい」と新たなな目標も加わった。今後の選手生活も左右する1年。完全復活し、エースの座をつかむ。

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