北別府さん 無菌室を出て一般病棟へ「自分の中で気力が生まれてきたと感じます」

[ 2020年6月27日 18:19 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月に公表した成人T細胞白血病治療のため5月19日に息子をドナーとする骨髄移植を受けた北別府学さん(62)が27日、無菌室を出て一般病棟に移ったことを自身のブログで発表した。

 「気力」のタイトルでブログを更新。「無菌室を出て、一般病棟に移りました」と書き出すと「一般病棟に行ってテレビや携帯を少しですが見ることができるようになりました」と報告。「まだ、気分悪さが抜けずご飯は食べられていませんが自分の中で気力が生まれてきたと感じます。面会制限はあるものの家族だけは面会できるのも嬉しい」と続け「皆さんからの届いた励ましも、やっと写真を見れました」とファンから贈られたとみられる広島のマスコット「スラィリー」をかたどった飾り付きのものなど複数の千羽鶴や、折り鶴で「不動心」と書かれた額入りのものなどお見舞いの品々の写真をアップした。

 北別府さんは今月22日、移植3日前だった5月16日に一般病棟から無菌室に移ったことを報告して以来37日ぶりに自身でブログを更新。「生きています」とつづっていた。北別府さんが更新できない間は妻・広美さんが本人に代わって病状を報告していたが、今回が移植後、自身で更新した2度目のブログとなる。

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2020年6月27日のニュース