ロッテドラ2佐藤 プロ初安打がサヨナラ打!代打でリベンジ「2度同じ相手に抑えられるわけにはいかない」

[ 2020年6月27日 20:22 ]

パ・リーグ   ロッテ2―1オリックス ( 2020年6月27日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>10回2死一、二塁から代打のルーキー佐藤がサヨナラ打(撮影・長久保 豊)
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 ロッテのドラフト2位・佐藤都志也捕手(東洋大)が延長10回2死一、二塁で代打に起用されると右中間を破るサヨナラ安打を放った。

 これがプロ2打席目。歓喜のナインの輪の中でもみくちゃにされたルーキーは「興奮しすぎて、ちょっと分からない。いい結果になってうれしい」と端正なマスクをほころばせた。

 引き分け寸前から劇的な一打でチームは7連勝。25日のプロ初打席では中飛に打ち取られていた沢田のチェンジアップを捉えた殊勲打に佐藤は「2度同じ相手に抑えられるわけにはいかないと、自分を奮い立たせた」と振り返った。

 昨年は大学日本代表で4番を務めた。開幕の練習試合では3本前塁打を放ち「打てる捕手」と期待される。前日26日は昼間の2軍戦に出場した後、1軍の試合に合流し、9回から「人生で一番緊張した」というプロ初マスクをかぶって1点差の接戦をものにした。

 井口監督に「頼もしい新人が入った」と笑顔で称えられた佐藤は「打てる捕手をセールスポイントに出していきたい」と、さらなる活躍を約束した。

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2020年6月27日のニュース