巨人 開幕ローテ当落線上の戸郷、鍬原、メルセデスが最終バトル!3連戦で順番に登板

[ 2020年6月9日 05:30 ]

巨人の(右から)戸郷、鍬原、メルセデス
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 巨人は、9日からDeNA3連戦が開幕ローテーションを左右する「3番勝負」となる。戸郷、鍬原、メルセデスの順に当落線上の3投手が先発する見込みで、6日ヤクルト戦で中継ぎ登板した桜井らを含めた最終バトルとなる。

 戸郷はこの日、ジャイアンツ球場で調整。「前回球が浮いていたので修正します。しっかりと抑えることだけを考えて、開幕ローテーションを勝ち取れるように頑張ります」とコメントした。
 前回2日の西武戦では6回から登板し、外崎に逆転2ランを浴びるなど4回6安打3失点。自慢の直球が本来の威力を発揮できず、宮本投手チーフコーチからは「彼に残されているのはもう1試合、2試合あるか。そんなにチャンスはない」と奮起を促されていた。

 同コーチは開幕ローテーションの当確投手を菅野、サンチェス、田口と明言し「あと3つを争ってほしい」と話していた。戸郷の翌日は、投球フォームを上手投げからスリークオーター気味に改造した鍬原が先発する見込み。左肘痛から復帰して好調を維持するメルセデスが続く。

 オープン戦期間中に一時ファームで調整した桜井も復調気配。2軍からは畠、ディプラン、今村、宮国らも虎視眈々(たんたん)と昇格を狙っている。19日の開幕に向け、先発投手陣の競争は「最終局面」を迎える。

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2020年6月9日のニュース