六大学早大 全体練習再開―エース早川、空白の2カ月「プラスになった」

[ 2020年6月9日 13:41 ]

早大・早川(撮影・木村 揚輔)
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 東京六大学リーグの早大は9日、西東京市の同大施設で全体練習を再開。今秋ドラフト上位候補の早川隆久投手(4年―木更津総合)は主将として外野ノッカーを務めるなど精力的に動いた。新型コロナウイルス感染拡大の影響でチームは3月末から活動自粛。早川も同22日の巨人2軍戦先発以降、実戦から遠ざかっていたが「空白の2カ月」を基礎体力作りに充てた。

 「ボールに触らず、(安部)寮でトレーニングしたり、1日ごと短・中・長距離を1セットにして走ってました。お陰で体の出力が上がった。体が変わった分、軸足(左)の蹴りも強くなり、力強さが出たと思う」。

 自らの調整法も再認識した。「自分は昼頃が一番動きやすい。もしリーグ戦が第1試合だったらその分早く起きればいいンじゃないか」。春季リーグ戦は8月12日開幕で1試合総当たりを目指している。仮に1試合3試合制で第1試合(午前8時)の場合、同4時起床ならパフォーマンスを発揮出来る訳だ。

 「暑くなった中でもトレーニングできるし、プラスになった」。最速151キロ左腕は前向きに捉えつつ、15年秋以来のリーグ優勝へ照準を合わせていた。

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2020年6月9日のニュース