ソフトB・千賀 早期の合流見送りへ 工藤監督「投手は自信を持ってマウンドに上がるのが大事」

[ 2020年6月9日 05:30 ]

ソフトバンク・千賀
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 ソフトバンクの工藤監督が8日、千賀の早期1軍合流を見送る方針を示した。

 右前腕の違和感で出遅れ5月下旬に投球練習を再開し、7日のファーム練習試合オリックス戦(舞洲)で今季対外試合初登板。直球の最速は157キロを計測し、30球を投げた。順調にも思えるが、指揮官はあくまでも本人の感覚を優先させる考えで「投手は自信を持ってマウンドに上がるのが大事。“1軍でできる。大丈夫です”としっかりとした自覚の中で上がる方が大事」と話した。

 一方、指揮官は栗原については、開幕スタメンをにおわせた。5月25日から再開された実戦で栗原は、紅白戦5試合と練習試合5試合に出場し30打数12安打(打率・400)8打点と絶好調。指揮官は「結果で判断させてくれと言い続けた以上、応えてあげないと。戦力と自覚している。開幕を楽しみにしていただけたら」とニヤリと笑った。6年目で初の開幕スタメンへ、残る練習試合6戦が勝負となる。

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2020年6月9日のニュース