オリックス ジョーンズ デモに参加「黒人の命は大切だ」

[ 2020年6月9日 05:30 ]

ジョーンズが投稿した、大阪市でのデモの写真(本人のインスタグラムから)

 オリックスのジョーンズが、米ミネソタ州での黒人男性暴行死事件を受けて7日に大阪市内で行われた人種差別問題への関心を高めるデモに参加した様子を、インスタグラムに投稿した。

 日本語で「黒人の命は大切だ」と書かれたボードを掲げた写真を掲載し「こんなことが起きている時に米国にいないことはつらいが、日本で自分たちの役割を果たそうとしている」とつづった。米国出身でメジャー通算282本塁打の新助っ人は7日、京セラドームでの広島との練習試合を欠場。西村監督は「休養は本人と話し合っていた。練習はしました」と話していた。

≪人種差別反対声明 米球界から相次ぐ≫米ミネソタ州で黒人男性が白人警官の暴行で死亡した事件を受け、7日(日本時間8日)も大リーグ関係者らから人種差別に反対する声明が相次いだ。レッズの主砲ボットは地元紙「シンシナティ・エンクワイアラー」に「私は黒人たちの痛みと自分の無知を感じている。もう沈黙しません」とコラムを寄稿。アフリカ系米国人の父と日本人の母を持つドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「野球がそのような(人種差別撲滅に関する)会話を導く助けになれば」と語った。

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2020年6月9日のニュース