楽天・三木監督“第2先発”で序盤しのぐ「通常より多く中継ぎ入れるのは策の一つ」

[ 2020年5月23日 05:30 ]

マスク姿で自主練習を視察する楽天・三木監督(球団提供)
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 楽天の三木監督が、ブルペン陣の強化でシーズン序盤の戦いに挑むプランを明かした。楽天生命パークでの自主練習後にオンライン取材に応じ「通常より1人か2人多く中継ぎ投手を(ベンチに)入れるのは策の一つ」と話した。開幕を見据え、投手陣の負担軽減のために柔軟な起用法を視野に入れている。

 3月末から39日間もチームの活動を休止しており、現在は自主練習でブランクを取り戻すための調整を続ける。最短の6月19日に開幕すれば準備期間も短く、伊藤投手チーフコーチは「先発にいきなり100~120球を投げろ、とはいかない。長いイニングを投げられるリリーフの層を厚くしないと、1年間持たない」と懸念。候補には安楽や釜田、福井の名前を挙げた。

 先発投手が早い回で降板し、2番手が「第2先発」としてロングリリーフする策も現実味を帯びてくる。就任1年目から難しいかじ取りを託される指揮官は「チームにとって何がベストなのか。状況に応じて対応することが重要になる」と強調した。(重光 晋太郎)

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2020年5月23日のニュース