広島・高橋大 今季1号!「右の代打」 初の開幕1軍へ左翼争い参戦

[ 2020年2月8日 05:30 ]

シート打撃で左越えに本塁打を放った高橋大は宇草(左)とタッチを交わす (撮影・奥 調)
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 広島・高橋大樹外野手(25)が宮崎・日南キャンプ第2クール初日の7日、“先頭打者弾”をかっ飛ばした。先頭で臨んだシート打撃の第1打席。初球を左越えへの今春1号とした。首脳陣は「右の代打」としての起用プランを明言。長野、野間らが控える外野争いに割って入り、自身初となる開幕1軍入りを目指す。

 生き残りへの道筋が明確に開けた。シート打撃の“先頭打者”として打席に立った高橋大は、アドゥワが投じた初球の直球を思い切りよく強振した。鮮やかな放物線を描きながら左翼席に着弾した今春1号。2打席目は一岡の前に遊ゴロに抑えられたものの、5日のシート打撃での無安打から一転、長所を存分に発揮した。

 「久しぶりに長打を打てたのでよかった。今まで最初から(初球を捉えることが)できなかったですけど、練習してきたことをできたのはよかった。ずっと続けられるようにしたいです」

 初球を捉えたことに意味がある。昨季まで2軍担当として指導した朝山打撃コーチは、高橋大の具体的な起用プランについて言及。「生き残りをかけた戦いと伝えている。(高橋大には)右の代打枠というのが頭にある。代打で大事なのは、初球から振れるかどうか。そこを彼は持っている」と構想の一端を明かした。佐々岡監督からも「右の代打は彼の生き残る道。初球を捉えた自信を次につなげてほしい」との評価を受けたように、初球が生き残りへの明暗を分けることになる。

 「早いカウントの方が(長打が)出やすいので、1、2ストライクで打てるようにと思っている。長打力と初球から振れることが自分の魅力。その中でもう少し確率を上げていけばいい結果が残ると思うので、そこを何とか上げていきたい」

 鈴木誠と同期入団の2012年ドラフト1位も、気付けばプロ8年目を迎えた。昨季はプロ初本塁打を放つなど自己最多の27試合に出場しながら、1軍定着はかなわなかった。

 「目標は最近立てないようにしているけど、いけるところまでいきたい。開幕1軍に入ったことがないので入りたい」

 自身初の開幕1軍には、昨季に磯村、長野らが務めた「右の代打枠」をつかむことが条件となる。その先には、きっと長野、野間らが控える左翼争いも待っている。(河合 洋介)

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