巨人・原監督 「1軍VS2、3軍」の再戦決定 1軍奮起と新戦力のさらなるアピール期待

[ 2020年2月8日 05:30 ]

宮本コーチ(左)、元木ヘッド(右)と話し合う原監督(撮影・森沢裕)
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 巨人・原監督が、「1軍VS2、3軍」の再戦を決めた。今季初実戦として若手主体で4日に行われたが、1軍が1―7で敗戦。「リベンジマッチ」が12日に組み込まれた。

 コーチに指揮を任せて、戦力分析した指揮官は「もう1試合やるべきだろうと。あれだけファーム軍の喜びようというのはね」と「下克上」を振り返る。15日からの沖縄2次キャンプの1軍メンバー入りに向け、若手にとっては最後のアピールの場が追加された。

 8日と9日は1軍の紅白戦。中島や陽岱鋼(ヨウダイカン)らベテランや主砲の岡本も今季初実戦に臨む。ファームからも4日に活躍した育成選手のモタら数人を招集。元木ヘッドコーチは「1軍で頼りない選手は落とすしかない。厳しい世界」と9日にも入れ替えの第1弾を行う予定だ。

 このオフは7年ぶりにFA補強がなく、支配下の新人6選手も5人が高卒。2年連続のリーグ制覇と8年ぶりの日本一に向け、若手の台頭は必須だ。阿部2軍監督は「ファームの選手にとっても刺激になる。全力でぶつかっていく」と言った。

 12日に「もう一丁」行われることになったサバイバル戦は6イニングの特別ルールになる見込み。原監督は「(1軍の若手は)雪辱があるんじゃないの?」と奮起を求めた。(神田 佑)

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2020年2月8日のニュース