ヤクルト 移籍の長谷川 嶋をうならせた「めちゃくちゃ良い」

[ 2020年2月8日 05:30 ]

シート打撃に登板した長谷川(撮影・村上 大輔)
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 今季、ソフトバンクからヤクルトに加入した左腕・長谷川がシート打撃に登板し、打者9人を相手に1安打で3三振を奪った。右の浜田から外角へのチェンジアップで空振り三振を奪うと、続く右の塩見も外角への144キロ直球で空振り三振。「思ったより右打者へのインコースに投げられた」と内角を意識させ、外の球を振らせた。

 対戦した嶋は四球ながら「めちゃくちゃ良い。スライダーが打者の近くで曲がる」と絶賛。DeNAの大原慎司スコアラーは「力強くてチェンジアップも枠内に収まっていた。(タイプは阪神の)高橋とかかな。怖さはある」と警戒心を強めた。高津監督は先発、中継ぎの適性を見極める方針。ソフトバンクでは育成選手だったが移籍して支配下登録の21歳は「開幕を1軍でという思いがある」と言葉に力を込めた。 (黒野 有仁)

 ≪村上が別メニュー≫村上が下半身の張りを訴え、練習途中から別メニュー調整となった。高津監督は「張ってるということだったので」と説明。きょう8日以降については「明日(8日)になってみないと」と言い、練習前にスタッフがチェックして合流の可否を決める。また、奥村も下半身のコンディション不良で別メニューで調整した。

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2020年2月8日のニュース