ロッテ 慶大・郡司をドラフト上位指名候補に 千葉生まれマリーンズJr出身

[ 2019年10月13日 05:30 ]

ロッテのドラフト上位候補に浮上した慶大・郡司

 ロッテが、慶大・郡司裕也捕手(21)をドラフト上位候補にリストアップしていることが12日、分かった。6日に行われた編成会議で「即戦力捕手はドラフトの補強ポイント」と松本尚樹球団本部長は語っていたが、その一人に挙がるが郡司だ。

 遊撃手の平沢(現ロッテ)らと甲子園準優勝した仙台育英から慶大へ進学し、1年秋から「4番・捕手」に座った。東京六大学通算85安打&9本塁打。強肩と強打がセールスポイントで4年時には主将も任され、元近鉄捕手である大久保秀昭監督の薫陶を受けた。

 千葉出身で、09年にNPBジュニアトーナメントにマリーンズJrで出場。入団すれば同チームからのロッテ入りは初めてとなる。今季、福浦が引退したチームには新たな地元出身の主力候補だ。

 同時に球団は正捕手の田村をおびやかす即戦力候補の東洋大・佐藤都志也捕手(21)、東海大・海野隆司捕手(22)も上位候補に入れ、他球団の動向を見つつ指名順を検討する。

 ◆郡司 裕也(ぐんじ・ゆうや)1997年(平9)12月27日生まれ、千葉県市原市出身の21歳。小1から「ちはら台ファイターズ」で野球を始める。仙台育英では3年夏の甲子園準優勝。慶大では17年秋、18年春の2季連続優勝に貢献し、今年は侍ジャパン大学代表に選出された。1メートル80、83キロ。右投げ右打ち。

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