オリックス 西村監督 救援陣の立て直しを図る 配置転換は「早いうちに決めていかないと」

[ 2019年10月13日 05:30 ]

オリックス・西村監督
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 オリックスの西村監督が2年目を迎える来季の逆襲を見据え、救援陣の立て直しを図る構えを示した。

 「(投手の配置転換は)早いうちに決めていかないといけないとは思っている」

 今季は13勝(4敗)の山岡が勝率第1位、山本も防御率1・95で最優秀防御率のタイトルを、それぞれ獲得。田嶋や榊原、張奕チョウヤクら若手も台頭し、先発陣は一定の成果を示した。

 一方で、救援陣は安定感を欠いた。山本が昨季担っていたセットアッパーの代役が決まらず、守護神として期待した増井も不振でシーズン途中からディクソンを暫定的に起用したが、救援防御率はリーグワーストの4・21。最下位の要因の一つとなった。

 指揮官は「(秋季練習の)次クールから、いろいろなメニューを決めていく。コーチと面談して、反省も踏まえながら、どうしていくのか方向性を示していく」とし、未経験者の救援適性を見定めていく。96年を最後に遠ざかるリーグVへ「新・勝利の方程式」の確立が鍵となる。

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2019年10月13日のニュース