【新井貴浩 視点】投手力強みのDeNA ラミレス監督は決断早い

[ 2019年8月5日 08:57 ]

セ・リーグ   DeNA3―2巨人 ( 2019年8月4日    横浜 )

声援に応えるラミレス監督(左)ら(撮影・島崎忠彦)
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 強力な打線に目がいきがちだが、今のDeNAの強みは投手力だ。今永はエースで、しかも今回は中9日での登板。引っ張りがちになるところを5回94球で代えた。思い切った継投に苦しめられた昨季までの対戦を思い出した。ベンチ入り25人のうち投手10人は、セ・リーグで一番多い。単なるひらめきではなく、ラミレス監督はいろんな想定をした上で決断が早い。

 パットンが離脱した中、8回は国吉が3者連続三振に抑えた。全てボール先行の不利なカウントからで、以前なら崩れていたかもしれない。直球とカットボールに自信があるからストライクゾーンで勝負できる。彼の成長を感じた。巨人、広島に対して先発、救援を合わせた投手陣の安定感とバランスの良さではDeNAが頭一つ抜けている印象だ。

 巨人は故障者が出て苦しい時期だが、原監督の胆力に改めて凄みを感じた。前夜に捕逸で決勝点を与えた岸田を先発起用。しかも、この大事な時期に。育てながら勝つことに挑んでいる。もっとしびれる勝負が、この先にあることを見据えているのだと思う。(スポニチ本紙評論家)

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