DeNA、巨人に0・5差!ラミ監督継投ズバッ 1点リード死守

[ 2019年8月5日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA3―2巨人 ( 2019年8月4日    横浜 )

山崎(右)とハイタッチするラミレス監督(撮影・島崎忠彦)
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 2位のDeNAは4日、首位攻防第3ラウンドで巨人に3―2で競り勝ち、3連戦3連勝で0・5ゲーム差に縮めた。エースの今永昇太投手(25)は5回1失点。アレックス・ラミレス監督(44)は早めの継投策に打って出て、4人の救援陣も1失点でリードを守った。今永は2年ぶり2度目の2桁となる10勝目。チームの貯金8は、17年最終戦以来でラミレス政権では最多タイとなった。

 ラミレス監督はエース・今永、さらに自慢の救援陣と力強くハイタッチを交わした。本拠地で巨人に3連戦3連勝するのは16年8月以来3年ぶり。さらに首位を独走していた相手に0・5ゲーム差に迫り「3連勝はもちろんベリーハッピー。素直に喜びたい」と最高のスマイルを見せた。

 直接対決の3戦目。指揮官はローテーションをあえて崩し、中9日で今永を巨人戦にぶつけた。今季、同カード2戦2敗だったエースも意気に感じた。「日曜日に回された意味を考えれば、しっかりチームに勝ちをつけなければいけない。初回から全力で飛ばした」。2―1の5回2死二、三塁、丸に1球投げた後、地震で約3分間中断。四球で満塁とされたが「ここで力を入れた」と4番・岡本を宝刀チェンジアップで空振り三振に仕留め、ガッツポーズした。

 ただ、本調子ではなかった。夏場の疲労が隠せず、ピンチの連続で5回を終えて94球。ラミレス監督は「ベストでない状態で7、8回と球数を多く放るべきではない」と早めに交代し、継投策に切り替えた。右手を負傷したセットアッパーのパットンが離脱しても迷いはなかった。6回から武藤、エスコバー、国吉、守護神・山崎とつなぎ、反撃を断った。特にセットアッパーを担った国吉は3者連続三振と圧巻だった。

 2年ぶり2桁の10勝目を挙げ、巨人に今季3度目の対戦で雪辱した今永は「リードした状態でリリーフ陣にバトンを渡せてよかった」と息をついた。今後も日曜日に投げて中6日で回れば、11日の中日戦後は18日の広島戦、25日の巨人戦、9月1日の広島戦。優勝を争うライバルをエースで叩くことになる。

 後半戦開始直後に10・5ゲーム差あった巨人の背中を完全に捉えた。それも7月15日から20日間で一気に10ゲーム差を縮める驚異的な追い上げだ。あす6日から3位・広島と3連戦。初戦に勝ち、巨人が中日に敗れれば8月以降では優勝した98年以来21年ぶりの単独首位に立つ。4月に10連敗を喫したラミレス監督は「何カ月前のことを考えると信じられない」と驚く。ただ、「でも今は2位。一日一日しっかり戦う」と冷静に言った。 (伊藤 幸男)

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