NPB、12球団に「現役ドラフト」具体案提示 理事会、実行委員会

[ 2019年8月5日 19:43 ]

炭谷銀仁朗選手会長
Photo By スポニチ

 日本野球機構(NPB)の理事会、実行委員会が都内で行われ、「現役ドラフト」の導入へ向けてNPBによる具体案が12球団に提示された。

 井原敦事務局長は「(現役ドラフトは)やるという前提。実効性があるのか、正しいやり方なのか、実際に実施した場合の運用面も考えて整備していかないといけない」と説明。12球団がNPB案を持ち帰り、さらに検討を重ねる。

 現役ドラフトは出場機会に恵まれない選手を救済するため、他球団が指名して移籍する制度。大リーグには埋もれた才能を発掘するための「ルール5ドラフト」という制度がある。

 球団側が複数の候補選手のリストを提出し、2年に1度実施するなどの案が検討されており、導入を求めている日本プロ野球選手会とも協議を続ける。

続きを表示

2019年8月5日のニュース