大谷、昨季超え24度目マルチ エンゼルス3連敗でPOピンチ

[ 2019年8月5日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―7インディアンス ( 2019年8月3日    クリーブランド )

インディアンス戦の8回、三塁への内野安打を放つエンゼルス・大谷
Photo By 共同

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)は2安打で今季24度目のマルチ安打とした。31試合、70打席昨年より少ないが、昨年の23度を上回った。だがチームは3連敗となり、7月12日以来の勝率5割に逆戻り。後半戦で最大5まで積んだ貯金を吐き出しプレーオフ進出へ崖っ縁に立たされた。

 「負けているので。みんなヒットは出ていますけど、なかなかつながらなかった」。相手を2本上回る9安打も敗戦。試合前にカード途中では異例の全体ミーティングを開いたが好転しなかった。

 大谷は6回1死一塁で左翼線二塁打。8回1死一塁では初球を右足甲に当てる自打球としてもん絶したが、三塁線のゴロに全力疾走し内野安打とした。7月31日の練習中にも同箇所に自打球を当てていたが「大丈夫です」とし、アイシング治療を施した。必死のチャンスメークは白星には届かなかったが「安打も大事ですけど、四球も大事だし、いろんな仕事がある。場面に応じた仕事をしていきたい」と前を向いた。(後藤 茂樹)

続きを表示

2019年8月5日のニュース