【歴代巨人キャップが語る「原辰徳」】「朗らか」晴れ晴れと明るい。原辰徳。

[ 2019年7月31日 09:00 ]

セ・リーグ   巨人8―5広島 ( 2019年7月30日    東京D )

お立ち台でインタビューを受け、力強い口調で質問に答える原監督(撮影・木村 揚輔)
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 若大将、やりましたね。今季3度目の指揮を執り、通算13年目で1000勝に到達した巨人・原監督。現役、コーチ時代を含め、取材してきた歴代の巨人担当キャップが原監督の人柄や当時の思い出を語った。

 原監督には「朗らか」という言葉がとてもよく似合う。辞書で引くと「晴れ晴れと、明るいさま」などの意味。それは初めて会った25年前と変わらない。

 「10・8決戦」を制して優勝した94年オフ。巨人の主力選手のオーバーホールの取材で、伊豆の温泉旅館を訪れた。入社3年目の小僧記者。緊張でガチガチになって名刺を差し出した。その時、何を思ったのか口から出た言葉が「原さん!見ますか?」。たまたまかばんに入っていたプロレス雑誌を差し出した。

 原監督のプロレス好きは有名。約2時間、取材そっちのけでプロレス談議に花を咲かせた。巨人の4番打者が楽しそうに「ジャンボ鶴田が」「長州力が」と話している。その笑顔はとても魅力的だった。

 2度目の監督就任となった06年、自分は巨人担当キャップだった。シーズン4位。原監督の1000勝のうち、65勝が記録された年だ。09年の第2回WBCも担当。世界一監督は選手に「誠実、素直、朗らか」さを求めた。晴れ晴れと、明るく。1000勝の笑顔もまさに、朗らかだった。(06年巨人キャップ・鈴木勝巳)

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