オリックス吉田正、栗山マジックに苦戦?15打席目で初安打

[ 2019年4月1日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス1―3日本ハム ( 2019年3月31日    札幌D )

初回2死一塁、空振り三振に倒れ悔しがる吉田正(撮影・高橋茂夫)
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 栗山マジックにやられた? オリックスは有原を打ち崩せず、開幕から引き分けを挟んで2連敗。17年の3連敗以来となる未勝利で開幕カードを終えた。勝負どころで得点が奪えず、相手に流れを渡した格好だが、顕著だったのは日本ハムが吉田正に敷いたシフトだ。

 今3連戦中は、状況によって三塁手が右翼手の前に守る「吉田正シフト」を敷かれた。この日は4打席ともシフトを徹底。初回は2死一塁という走者ありの場面でも初めて敷かれ、三塁方向はがら空きだった。本人は「それで打撃が変わることはない」と話していたが、9回に左前打を放つまで14打席無安打(2四球を含む)で、3連戦は13打数1安打、4三振で打点なしに終わった

 シフトが打撃に影響したか難しい判断だが、配球面では内角攻めをされて苦しんだ。初めて徹底マークされた現状に「次に対戦するときには、その上をいけるようにしたい。4番として中田さんは勝負を決めていたし、自分も次のソフトバンク戦から勝たせられるようにしたい」と気持ちを切り替えた。

 頼みの4番以外でも、7回の1死一、二塁では、代打のT―岡田が空振り三振するなど反撃できず。西村監督は「(吉田正に1本出たことに)本人にとっても良かった。4番が打てばもっと点が入る。大阪に帰って、仕切り直し」と話した。

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2019年4月1日のニュース