巨人・菅野5年ぶりキャンプ初日ブルペン入りへ 広島との開幕戦に闘志

[ 2019年1月14日 05:30 ]

笑顔でエアロバイクを漕ぐ巨人・菅野
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 「打倒・広島」へ2・1から投げる。ハワイで自主トレを行っている巨人の菅野智之投手(29)が12日(日本時間13日)、2月のキャンプ初日にブルペン入りすることを明かした。2年連続5度目の大役が内定しているエースは、3連覇中の広島と開幕戦(マツダ)で激突する3月29日に照準を合わせ、必勝を宣言。チームを開幕ダッシュに導き、今季の目標に掲げる3年連続の沢村賞と初の20勝を目指す。

 肌を刺すようなハワイの日差し。菅野の言葉も熱かった。

 「いつでもブルペンに入れる状態に持っていくのが一番。キャンプも初日からブルペンに入る」。2年目の14年以来5年ぶりのキャンプ初日のブルペン入り。全ては、敵地で行われる3月29日の広島との開幕戦を見据えたものだ。「誰もが意識するところ。マツダでのカープの試合は異常。何とか勝たないと優勝がない」。昨季は開幕から2連敗。自身もチームも開幕ダッシュに失敗しただけに、「先制点、立ち上がり」とポイントを挙げた。

 昨季、菅野は広島に3勝2敗と勝ち越したが、チームは7勝17敗1分け。敵地では17年から13連敗を喫し、8月にようやく止めた。今オフにFAで加入した丸の人的補償で長野が広島に移籍。注目度は高まり、重圧も増すが、「勝てばチームも勢いに乗る。143分の1と捉えるんじゃなくて本当に大きな試合と位置付けている。一番最初にマウンドに上がる身としては何とかいい弾みをつけたい」とチームの苦手意識を払しょくさせる。初対戦となる長野にも打たれるわけにはいかない。

 持論の「体心技」でコンディションを整える。「元気な体があるからこそ元気なメンタルもついてくるし、技術も磨ける」。11月中旬に行ったへんとうの摘出手術で一時、体重を約6キロ減らしたが、自然と戻り「状態は凄くいいと思う」と手応えを感じている。約70メートルの遠投や体幹トレーニングなどで約3時間汗を流し、キャッチボールでは昨季習得したシンカーも投じた。

 「ジャイアンツに求められているのは優勝。僕に求められているのは勝ち星であり、20勝」。広島戦で今季初勝利を挙げれば、球団最多タイの開幕戦4勝目ともなる。原巨人を開幕ダッシュさせ、5年ぶりのV奪回に導く。(岡村 幸治)

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