外崎、球界屈指万能男の“二刀流” 西武で二塁、侍で外野

[ 2019年1月14日 05:30 ]

自主トレでバットを使ってトレーニングする西武・外崎
Photo By スポニチ

 西武の外崎が、愛媛県今治市で自主トレを公開。浅村が楽天にFA移籍したことで空いた二塁手のレギュラー獲りを宣言し、侍ジャパンでは内外野を守れる万能選手として20年東京五輪を目指す。

 例年通りに浅村と自主トレを行っても、新たなシーズンに臨む思いは違う。昨季は主に外野で起用されていたが「今年はもちろん二塁手でいきたい気持ちが強い」と浅村の後継者に名乗りを上げた。憧れの先輩と敵同士になるが「東京五輪で浅村さんと一緒に戦いたいです」と、来年の共闘を夢見ている。

 浅村も東京五輪の出場に意欲を示しており、外崎にとっては二塁手のライバルになってしまう。「侍ジャパンでは外野になるんですかね?まずは選んでもらえるような成績を残してどのポジションでも準備をしたい」。青森の実家がりんご農園を営み、「所沢のリンゴスター」の異名を持つ26歳。チームで定位置をつかみつつ、万能さを生かした「二刀流」にも磨きをかける。 (重光 晋太郎)

続きを表示

2019年1月14日のニュース