昨季3試合に登板の内野手 レイズが投打の二刀流選手として獲得検討

[ 2019年1月14日 15:26 ]

マット・デービッドソン内野手(AP)
Photo By AP

 米国のNBCスポーツ(電子版)は13日、このオフにホワイトソックスからフリーエージェントになったマット・デービッドソン内野手(27)の獲得にレイズが興味を示していると報じた。

 昨季のデービッドソンは123試合に出場して打率2割2分8厘、20本塁打、62打点。開幕戦では大リーグ史上4人目となる1試合3本塁打を放った。主に指名打者として起用されたが、一塁や三塁も守り、さらに救援投手として3試合に登板。高校以来というマウンドだったが、3試合を1イニングずつ投げて1安打無失点。92マイル(148キロ)のストレートに加え、スプリットやカーブも駆使して2三振を奪った。

 この投げっぷりが目に留まったのか、レイズは投打の二刀流選手としてデービッドソンの獲得を検討しているとのこと。本人も「正直なところ、二刀流選手としてプレーする考えは好きだ」と乗り気で、「ピッチングは自分の夢でもある。子供の頃はホームランを打つことよりも、打者から三振を奪うことの方に興味があった」とも話している。

 エンゼルスの大谷翔平が挑戦した時と同様、球団に二刀流をさせるだけの体制が整っているかが問題となるが、レイズは2017年にドラフトしたブレンダン・マッケイ(23)が投打の二刀流選手として現在はマイナーでプレー。昨季は主に1Aで過ごし、投手としては19試合(先発17試合)の登板で5勝2敗、防御率2・41。一塁手としての打者では56試合に出場して打率2割1分4厘(192打数41安打)、6本塁打、39打点だった。

続きを表示

2019年1月14日のニュース