【19日の主な契約更改】巨人・岡本6800万円増「全部貯金」 中日・松坂は6500万増

[ 2018年12月19日 21:00 ]

大幅アップで契約を更改し笑顔の岡本(撮影・小海途 良幹)
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 プロ野球のソフトバンク、ヤクルト、巨人、中日で19日、契約更改交渉が行われた。

 ソフトバンクの石川柊太投手(26)が2倍増の年俸6000万円プラス出来高払いでサインした。複数年契約やFA権を持たない選手で「出来高払い」はあまりない事例だが、先発・中継ぎとフル回転し、勝ち取った。「しっかり評価してもらった。(先発と中継ぎを)両立したことを評価してもらえた」。今季は自己最多となる42試合に登板し、13勝6敗、防御率3・60。開幕は中継ぎスタートだったが、先発で7勝。後半戦は再び救援陣に加わり、結果的に千賀と並ぶチーム最多の13勝を挙げた。

 ヤクルトの小川泰弘投手(28)が、200万円増の来季年俸9200万円で更改した。昨年10月に受けた右肘疲労骨折の手術の影響で1軍初登板は5月と出遅れたものの、今季は18試合に先発し8勝5敗、防御率2・75。16年から続く巨人戦の連勝を8に伸ばしキラーぶりを発揮するなど、復帰後は安定感があった。「ケガをせず、フルでローテーションを守っていくことが一番大事。その中でチームの優勝に貢献したい」。

 巨人・岡本和真内野手(22)が1200万円から6800万円アップの年俸8000万円でサイン。「すごく最大限の評価をしていただいた。税金関係なく全部貯金します」と笑顔で話した。昨季までの3年間は打率・188、1本塁打、6打点だったが、才能は一気に開花した。プロ4年目の今季は6月2日から4番に座り、チームで唯一全試合に出場。「1年間1軍で戦ったことがなかったので、一生懸命がむしゃらに、1年間食らいついていこうとした」と振り返った。

【ソフトバンク】

石川柊太投手6000万円(+3000万円)

【ヤクルト】

石川雅規投手9500万円(−2500万円)

小川泰弘投手9200万円(+200万円)

【巨人】

岡本和真内野手8000万円(+6800万円)

吉川光夫投手7500万円(+500万円)

【中日】

松坂大輔投手8000万円(+6500万円)

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