レッドソックスの優勝パレードでハプニング コーラ監督に缶ビールを投げた19歳の少年逮捕

[ 2018年11月1日 12:35 ]

プエルトリコの国旗を掲げるレッドソックスのコーラ監督(AP)
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 ドジャースを退けて5年ぶりにワールドシリーズを制したレッドソックスの優勝パレードが10月31日、ボストン市内で行われ、選手たちは観光の名物となっている水陸両用車に乗って本拠地フェンウェイ・パークを出発。市街地を回り、沿道を埋め尽くした大勢のファンから嵐のような声援を受けた。

 就任1年目で頂点に立ったアレックス・コーラ監督(43)は母国プエルトリコの国旗を手にして乗車。スピーチでは「最初からずっと、すごいと言い続けてきた。選手たちもファンの期待と同じものを抱いていたし、だからワールドチャンピオンになった」と選手の健闘を称えた。

 ただしAP通信によれば、パレードの最中に19歳の少年が投げたビール缶が指揮官と優勝トロフィーを直撃。少年は「自分はコーラ監督が好きなんだ。彼にぶつけるつもりはなかった」と悪意があったことは否定しており大事には至らなかったが、2013年のボストン・マラソンでの爆弾テロの影響で厳戒態勢を敷いていた警察当局は、この少年を暴行容疑などで逮捕した。

 このほか武器と薬物の不法所持で逮捕された17歳の少年を含め、パレードの最中に5人が身柄を拘束されるなどパレードは少々荒れ気味。公共の場での飲酒は禁止されていたが、多くのファンは路上で“勝利の美酒”に酔いしれていた。

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