阪神正捕手争い 早くも火花 筆頭は梅野、ライバルは原口、坂本、長坂

[ 2018年11月1日 05:30 ]

 正捕手争いの火花は散り始めている。まずはその座に最も近いと言える阪神・梅野。「キャッチング。このキャンプでは、捕ることを多くやっていきたい」と、秋季キャンプでのテーマを口にした。

 今季132試合に出場した梅野が正捕手の筆頭と見られるが、矢野監督は確約はしていない。秋季練習の期間中には「アドバンテージになると思う」と今季の実績を評価した上で、「ただ、やっぱりチームを勝たせてなんぼやから」とコメント。最下位に終わった事実に目を向け、奮起を促していた。

 そのライバルになり得るのが今キャンプに参加する原口、坂本、長坂の3人だ。今季、代打として球団最多タイの23安打を放った原口は「強い打球、外野の間を抜ける打球を」と打力強化だけでなく、守備でも「送球ですね。速くステップできるよう、反復練習をしていきたい」とテーマを掲げた。3年目の坂本は「実戦形式もあると思うので、持ち味を出していければ」と意気込み、長坂は「僕にとってはこの時期が勝負」と気合を込めた。(巻木 周平)

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2018年11月1日のニュース