リコー・沼津事業所 4強進出一番乗り

[ 2018年9月21日 05:30 ]

スポニチ後援 蒼龍旗争奪野球第4日 ( 2018年9月20日    東京D )

 2回戦4試合、準々決勝1試合が行われた。リコー・沼津事業所は準決勝進出を一番乗りで決めた。東京ドーム、アンリツ、リコーロジスティクス、キャプティはそれぞれ準々決勝に進出した。次回は25日に準々決勝1試合が行われる。

 <リコー・沼津事業所>雨宮と蜂屋の完封リレーで4強一番乗りを決めた。先発・雨宮は19日の2回戦から連投。緊張と力みで初回1死満塁を招いたが「野手の声が力になった」と切り抜け、7回4安打無失点でまとめた。次戦に向けて「先頭を出さないようにコントロールよくやりたい」と課題を口にした。8回からは蜂屋が抑え、小林高弘監督は「ピッチャーがよくやってくれた」と称えた。

 <東京ドーム>投打がかみ合い初戦突破した。先発の小野が4安打2失点完投。5回以降は無安打の好投だった。打っては軟式野球転向3年目の1番・高階が3安打の活躍。同点の6回2死一、二塁から「センター方向を意識して振り抜いた」と勝ち越しの右越え二塁打を放った。小林紀之監督は「安心して見ていられた」と振り返り、次の京葉ガス戦に向け「(蒼龍旗で)2連敗しているので勝ちたい」と力を込めた。

 <キャプティ>8連覇中の王者の意地を見せた。2回に2点を先制されたが、直後の3回に打者一巡5安打6得点の猛攻で試合の主導権を握り返した。勝ち越しの右前2点打を放った4番・日下主将は「あそこで取れないとズルズルいってしまう。なんとか出ようと話した」と振り返り、「白龍旗も紅龍旗も獲れなかったので蒼龍旗こそは獲りたい」と誓った。

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2018年9月21日のニュース