DeNA・加賀 引退セレモニーで感謝の言葉「このマウンドで投げられたこと本当に嬉しく思います」

[ 2018年9月21日 21:44 ]

セ・リーグ   DeNA9ー1中日 ( 2018年9月21日    横浜 )

<D・中24>引退セレモニーで胴上げされる加賀(撮影・島崎忠彦)
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 今季限りで引退するDeNAの加賀繁投手(33)が21日の中日戦の試合後に行われたセレモニーで9年間支えてくれたファンに対し感謝のあいさつを行った。

 加賀はこの日1590日ぶりに先発し、初回、1番・平田に対して5球を投げ、138キロの直球などで追い込み、カウント2ボール2ストライクからの123キロの内角高めスライダーで空振り三振。マウンドに集まったチームメートたちと次々に握手やハグをかわすと、2番手・京山将弥投手(20)にマウンドを譲った。試合は京山がその後最後まで投げ切り、9―1の快勝。

 加賀はチームメイトとファンが見守る中で、しっかりとした口調で挨「まずは初めに球団関係者、スタッフの皆さんそして監督、コーチ、選手の皆さん、最後にこの舞台を自分にくれてありがとうございます。そして中日ドラゴンズの監督、コーチ、選手の皆さん最後までお付き合いありがとうございました。自分の9年間の野球人生は、本当にたくさんの人に支えられて、たくさんの人に恵まれてここまでやることができました。本当に感謝しています」と感謝した。

 続けてファンに向けて「目立たない自分でしたが、このマウンドに上がるたびに大きな声援をいただき、とても力になりました」と感謝した。最後に「このマウンドで投げられたこと本当にうれしく思います。9年間ありがとうございました」と語った。

 その後、同期入団だった筒香と上武大の後輩・中日の松井雅から花束が贈呈された。続けて祐樹季夫人と3人の子どもたちが登場すると涙をこらえきれず。その後3人の子どもたちと一緒にリリーフカーに乗り、笑顔で球場を1周した。

 最後にチームメートに胴上げの場面で、宮崎は号泣。加賀は、一人ずつ握手をし、最後は笑顔で本拠地・横浜スタジアムに集まった満員のファンに別れを告げた。

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