新井さん 球団最年長三塁打で今季初マツダお立ち台「足がもつれ…コケないように」

[ 2018年9月21日 22:54 ]

セ・リーグ   広島7―3阪神 ( 2018年9月21日    マツダ )

<広・神>9回1死二塁、新井は右翼線に適時三塁打を放ち、塁上で手を叩く(撮影・坂田 高浩)
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 今季限りでの現役引退を表明している広島の新井貴浩内野手(41)が今季初となるマツダでのお立ち台に上がり、ベテランらしい味のあるコメント連発で場内を盛り上げた。

 阪神戦に代打で途中出場し、そのまま一塁の守備についた新井は、自身2打席目となった8回、1死二塁から右翼へタイムリー。右翼手が後逸した打球が外野を転がる間に激走して三塁まで到達し、貴重な追加点となるタイムリーは石井琢朗(現ヤクルトコーチ)の持っていた球団最年長記録を7年ぶりに更新する41歳7カ月での三塁打となった。

 7―3で逆転勝利を収め、球団初の3連覇へ向けた優勝マジックが「3」となる勝利。試合後、激しい雨の中で今季初のマツダでのお立ち台に上がった新井は気持ちを聞かれて「最高なんですけれども。あの〜きょうもどうして自分が呼ばれているのか、ちょっとアレなんですけども」と苦笑い。ここでスタンドから何度も「新井さ〜ん!」の声が飛ぶと、うれしそうに頬を緩めた。

 4―3で迎えた8回、まずは野間の二塁打で1点を追加した。打席に入った時の気持ちを聞かれた新井は「何とか、1点差だったのでもう1点欲しいなと思って。野間さんがね、2ベースでチャンス作ってくれたんで。打ってベンチ帰った時に”よく打った”とほめてもらました」と16歳下の野間を”さん付け”して満面笑み。スタンドから爆笑が起きると、インタビュアーから「後輩にほめてもらったんですね」と念を押されると「うれしかったです」と冗談交じりに言って目じりを下げた。

 三塁まで見せた激走には「二塁ベースを回ったあたりからちょっと足がもつれ始めたんで、コケないように気を付けてました」と清々しさまで見せて笑った新井。「(7回に)誠也も執念の同点タイムリー…素晴らしかったですしね。ベンチから本当に頼もしいなあと思って皆を見てます。頼もしいですし、うれしいです」と後輩たちを称えた。

 そして、連日の雨の中、晴天時と変わらぬ声援を最後まで送ってくれたファンの存在については「本当に勇気をもらえますし、自分の気持ちを高めてくれる、そんな声援です。ありがとうございます」とキッパリ。ここで一段と雨が強くなったが、「きのうも、そしてきょうも雨の中、そして遅い時間まで本当にありがとうございます。風邪ひかないように、気をつけて帰ってください!ありがとうございました!」と声を張り上げ、一層大きくなった拍手と歓声に会心の笑みを浮かべた。

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