DeNA・加賀 ラスト登板で魂の5球、1590日ぶり先発「9年間の思いを1球1球に込めて投げました」

[ 2018年9月21日 18:04 ]

セ・リーグ   DeNA―中日 ( 2018年9月21日    横浜 )

<D・中>引退登板を終え、マウンドを降りる加賀(撮影・島崎忠彦)
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 今季限りで引退するDeNAの加賀繁投手(33)が21日、中日戦(横浜)で現役ラスト登板。9年間のプロ野球生活に別れを告げた。

 加賀は初回、1番・平田に対して5球を投げ、138キロの直球などで追い込み、カウント2ボール2ストライクからの123キロの内角高めスライダーで空振り三振。ここでマウンドに集まったチームメートたちと次々に握手やハグをかわすと、2番手・京山将弥投手(20)にマウンドを譲った。京山の背中をポンと叩いた際には涙をこらえているようにも見え、ベンチに引き上げるとラミレス監督らとも抱擁をかわした。

 加賀は「マウンドでは緊張もあり、この横浜スタジアムのマウンドで投げるのが最後という寂しい思いもあり、何を投げたか、どのようなフォームで投げたのか、正直あまり覚えていません。とにかく、9年間の思いを1球1球に込めて投げました。今日から12連戦となる最初のマウンドで、いい形でチームに繋ぎたかったです。対戦した平田選手は、打率も高く長打もあり、素晴らしい打者です。特別な雰囲気の中で対戦してくれた平田選手に、感謝の気持ちを伝えたいです」と語った。

 今季ここまで8試合にリリーフ登板。1軍登板は7月17日のヤクルト戦(横浜)以来66日ぶりで、2014年5月15日の中日戦(横浜)以来1590日ぶりの先発登板で花道を飾った。 「打者1人、全力でいきたい。でも、まさか先発とは…。きれいなマウンドで、またいつか投げたいと思っていた」と話していた加賀。試合前には選手全員が、「加賀繁を忘れない」と書かれたTシャツを着て練習した。

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