日本ハム 上沢が11勝目 少女から「四つ葉のクローバー」もらう「こういうことを大事に」

[ 2018年9月17日 17:35 ]

パ・リーグ   日本ハム4―2オリックス ( 2018年9月17日    札幌D )

お立ち台で自撮りすると上沢(右)と中田(左)(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは17日、札幌ドームで行われたオリックス戦で快勝。先発した上沢直之投手(24)は走者を許しながらも粘りの投球を披露し、7回6安打2失点で自身7試合ぶりとなる11勝目を挙げ「先制点も取られたけど、粘り強く投げようと思っていた」と笑顔で語った。

 3回は福田に先制打を浴びたが、なお1死満塁で4番の吉田正を二ゴロ併殺。6回もロメロに適時打を浴びながら、なお無死二塁から後続を斬った。マウンドで力投する姿が打線を奮い立たせ、6回に4番・中田の2点適時打などで一気に3点を奪って逆転。粘った末に52日ぶりの白星を手にした。

 この日、滞在している札幌市内の合宿所から札幌ドームに向けて出発する際、ファンの少女から幸運の象徴とされる「四つ葉のクローバー」をもらった。7月27日の同戦で初の2桁となる10勝をマークも、その後の6試合は白星に恵まれなかった。少女からの心温まる贈り物に「こういうことを大事にして、いいキッカケにしたい」と強く思い、マウンドでも粘った。

 首位の西武も勝利したため依然として7・5ゲーム差も、直接対決6試合を残しており、わずかながら逆転優勝の可能性も残る。何より今季はローテーションの軸に座る上沢の復調はファンにとって朗報だ。

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2018年9月17日のニュース