大谷の右肘じん帯損傷は“新たなもの” 米サイト「入団前の損傷とは無関係」

[ 2018年6月16日 05:30 ]

エンゼルスの大谷
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 右肘の内側側副じん帯損傷で故障者リスト(DL)入りしているエンゼルス・大谷について、米サイト「ファンラグ・スポーツ」の看板記者ジョン・ヘイマン氏が、情報筋からの話として「じん帯損傷は新たなものである」と伝えた。

 大谷は昨年10月に右肘の組織の修復や再生を図る「PRP(多血小板血しょう)注射」による治療を受けたが、同氏は「入団前に分かった(最も軽度の)“グレード1”の損傷とは無関係」とした。今回の診断は部分断裂などしていても肘は機能する状態の「グレード2」。メジャー球や硬いマウンドなどの影響で右肘への負担が増して悪化したと考えられていた。

 「新たなもの」とされる具体的箇所、今後のスケジュールへの影響などは不明。同氏によると、エ軍のビリー・エプラーGMはコメントを拒否したという。大谷は今月下旬とみられる再検査後にその先の方針を決める。再検査を経ての医師の判断次第では、じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の可能性は残されている。

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