東北福祉大 元プロ監督対決制した!慶大に3発雪辱、逆転で14年ぶり決勝

[ 2018年6月16日 21:47 ]

第67回全日本大学野球選手権 準決勝   東北福祉大7―3慶大 ( 2018年6月16日    神宮 )

<東北福祉大・慶大>3回無死、東北福祉大・大西は左越え本塁打を放つ(撮影・西川祐介)
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 東北福祉大が慶大を逆転で破り、14年ぶりの決勝進出を決めた。

 打っては3回にDH・大西の先制ソロに始まり3発11安打。大塚光二監督は「郡司君は素晴らしい捕手。彼の配球から攻略しようと思った。3本とも配球を読んで打った本塁打でしょう」。

 エース津森が5回途中から好救援を見せるなど投手陣も奮闘。87年決勝で敗れた慶大にリベンジを果たし、当時決勝のマウンドに立った元楽天スカウトの上岡良一氏はスタンドで見届け、「津森は僕に投げ方が似ていると言われるんです。背番号16もついでくれて、リベンジしてくれた。こんなにうれしいことはない」と喜んだ。

 大塚光二監督は慶大の大久保秀昭監督との元プロ監督対決も制した。「まさかこんなにホームランが出るとは。ノーヒットで相手に3点取られるとも思わなかったし、いろんなことが起きた。でも選手は経験を積んでいるので、冷静に地に足を着けて試合ができたと思う」と振り返った。頂点まであと1つ、全力でつかみにいく。

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