松坂12年ぶり交流戦白星ならず 6回9K零封もリリーフ陣が逆転許す

[ 2018年5月30日 20:16 ]

交流戦   中日―オリックス ( 2018年5月30日    ナゴヤD )

6回1安打無失点の投球を見せた松坂(撮影・岩崎 哲也)
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 中日の松坂大輔投手(37)が30日、ナゴヤドームで行われたオリックス戦に先発し、6回114球を投げ、1安打無失点9奪三振4四球の好投。白星の権利を持って降板したが、リリーフ陣が逆転を許し、交流戦では西武時代の06年6月16日横浜戦以来となる勝利はならなかった。

 初回に2つの四球で2死一、三塁といきなりピンチを背負った松坂。しかし、小谷野を一直に打ち取り無失点で切り抜けると、直後の攻撃で打線が1死三塁からアルモンテの犠飛で1点を先制した。

 援護をもらった松坂は、2回から力強い投球を披露。制球はやや不安定なものの、4回2死一塁から安達に中前打を許すまで無安打投球を続けた。

 5回に球数が100球に達したが、金子、大城から三振を奪うなど球威は衰えず。6回にもマウンドに上がり、小谷野からこの日9個目の三振を奪った。

 6回の攻撃で代打を送られ交代。6回114球の熱投で3勝目の権利を持って降板。球数が多くなったこともあり、「ゲームはつくれたが、何とかもう1イニングいきたかった」と語った。

 しかし、中日1点リードの8回に3番手の鈴木博が2死満塁のピンチ。T―岡田に逆転の2点適時打を浴びるなど一挙4失点を喫し、松坂の12年ぶりの交流戦白星が消滅した。

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2018年5月30日のニュース