全日本野球協会・山中新会長「野球は一つ」五輪見据えプロアマ連携強化に意欲

[ 2018年5月30日 05:30 ]

BFJ会長就任で会見する山中氏  
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 BFJ(全日本野球協会)の定時理事会が29日、都内で行われ、市野紀生会長(77)が辞任し新会長に同協会副会長で侍ジャパン強化本部長を務める山中正竹氏(71)が同日付で昇格した。

 山中氏は法大、住友金属、バルセロナ五輪で日本代表を指揮し、横浜(現DeNA)では専務を務めてプロ・アマ双方に精通。会見では20年東京五輪でのメダル獲得に向けて「プロとアマに壁があるというがそれはない。野球は一つ。全体でまとまって、発展させていきたい」とさらなる連携強化に意欲を見せた。今月中旬に、市野前会長はJABA(日本野球連盟)会長を辞任。これに伴ってBFJ会長も退く意向を固めると同時に、競技出身者の登用を希望したことから山中氏が選出された。

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