大谷 31日タイガース戦先発を正式発表 中9日も「あまり関係ない」

[ 2018年5月30日 07:25 ]

<タイガース・エンゼルス>試合前、外野でキャッチボールする大谷に話しかけるソーシア監督(撮影・大塚 徹)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(23)が30日(日本時間31日午前8時10分開始)の敵地でのタイガース戦に先発すると、球団が29日(同30日)に正式に発表した。4勝目を挙げた20日のレイズ戦以来、中9日での登板となる。

 「今まで通り、勝てるように1イニング1イニング、持っているものを出せれば」。敵地での試合前練習で最終調整を終えた大谷は、静かに意気込みを口にした。この日も先発を外れ、2試合連続で欠場して登板に備える。

 相手のタイガース打線については「昨日も代打で準備していたので。主に見ていたのは投手。特にまだ見てはいない。昨日もしっかり振れているなと。一人一人特徴あるスイングだと思いました」とし、これからさらに研究を進める。

 投げ合う相手先発はメジャー8年目の右腕、マイク・ファイアーズ投手(32)。アストロズに所属した16年に年間11勝挙げた。今季は9試合で4勝3敗、防御率4・78。

 大谷は当初は中6日で27日のヤンキース戦に先発し、田中将大投手(29)と投げ合う見込みだった。その後、二刀流調整による負担を首脳陣が考慮し、30日にずれ込んだ。

 「中9日は、投げてないなという感じは正直しません。(日本で)10日以上も普通にありましたし。僕の中では、中何日というのはあまり関係ないのかな」と調整の難しさなどはないという。

 「これまで想定外のことは起きていない。間の調整もそう。今まで通りしっかりやれば、良くも悪くも結果を受け止めるだけ。やることだけしっかりやればいい」

 大谷はここまで投手として7試合で4勝1敗、防御率3・35。また打者として打率・291、6本塁打、20打点の成績を残している。

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