法大サヨナラ勝ち!「4打席ノーヒットだった」中村が意地のV打

[ 2018年5月26日 14:42 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第7週第1日   明大5―6法大 ( 2018年5月26日    神宮 )

<明大・法大>9回2死一、二塁、中村浩のサヨナラとなる中前適時安打で二塁走者・斎藤卓(中央・8)が生還。大喜びでグラウンドに飛び出す法大ナイン
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 法大がサヨナラ勝ちで明大に先勝、この瞬間に慶大の2季連続優勝が決まった。

 3点をリードして迎えた9回、明大の猛攻で同点に追いつかれた。さらに2死一、二塁のピンチに逢沢崚介(4年=関西)の放った右中間の打球を向山基生(同=法政二)がファインプレー。逆転は許さなかった。

 その裏1死から向山の右前打でチャンスを築き2死一、二塁から中村浩人(同=多良木)が中前にサヨナラ打。この試合前まで打率首位の中村が意地を見せた。「それまで4打席ノーヒットだったので、ストライクは何でも打ってやろうと思っていた。スコアボードに出る打率はめちゃくちゃ気になります。ここまできたら首位打者を狙っていきます」と意欲満々。

 これまで右打ちを意識するあまり打撃が小さくなっていた。今年はセンターを中心に広角をを意識。打撃の幅が広がり好結果にもつながっている。中村の一打でルーキーの三浦銀二(福大大濠)にもうれしい初勝利が転がり込んだ。青木久典監督も「あすも勝って、いい形で終わりたい」と連勝に目を向けていた。

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2018年5月26日のニュース