金本監督 3三振ロサリオに我慢の限界か「隼太の方が期待できる」

[ 2018年5月26日 08:40 ]

セ・リーグ   阪神1―0巨人 ( 2018年5月25日    甲子園 )

<神・巨>5回、ロサリオは三振に倒れベンチに戻る(撮影・奥 調)
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 25日の巨人戦(甲子園)で菅野に3打席連続三振を喫した阪神・ロサリオに、「黄信号」がともった。開幕から全42試合先発起用も、同じ凡退を繰り返す現状に、金本監督はしびれを切らし始めた。

 「意識だと思うよ。こちらが出している指示を、全然ね。昨日もこんこん、きょうもこんこんと言ったけど。それができないということは、打てないということ。そりゃあ、隼太の方が期待できる」

 首脳陣は主砲に、前日から菅野対策を伝授した…はずだった。だが第1打席は外角低めのボール気味のカットボールに空振り三振。第2打席はワンバウンドのフォークに空振り三振。そして6回1死三塁の第3打席でも外角低め、ボール気味のカットボールにバットが空を切った。その結果を受け、8回2死無走者、打者・福留のネクストには伊藤隼が待機。打順が回れば、初の代打が送られる予定だった。それほど深刻な状態というわけだ。

 とはいえ、推定年俸3億4000万円の大物助っ人を、すぐにどうこうということはない。26日の巨人の先発投手は田口で「左ですし(先発で)行くでしょう。もう一回、それで対応を見ます」と指揮官。ただし、我慢の限界が近づいていることも、事実だ。

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2018年5月26日のニュース