大谷 大ブーイングの中で無安打 剛腕チャプマンの164キロに遊ゴロ

[ 2018年5月26日 11:11 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―2ヤンキース ( 2018年5月25日    ニューヨーク )

<ヤンキース・エンゼルス>8回2死一塁、チャップマンに遊ゴロに抑えられた大谷とベンチの田中(中央)らヤンキースナイン(撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は25日(日本時間26日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に「5番・DH」でスタメン出場。3打数無安打1四球で、3試合連続安打はならなかった。チームは1―2で敗れた。

 ヤンキースの先発は、開幕投手を務めた本格派右腕のセベリーノ(24)だった。4月27日(同28日)に対戦した際は、初対決の第1打席で内角への156キロの直球を完璧に捉える右越え本塁打。この日、大谷は打席に入る度に、敵地ファンから大ブーイングを浴びた。

 2回無死からの第1打席は、1ボール2ストライクから、外角低めの直球を決められ見逃し三振。4回1死からの第2打席はフルカウントから四球を選んだ。6回1死からの第3打席は、センター前に抜けるかという打球を放ったが、「大谷シフト」で二塁ベースの右に守っていた遊撃手グレゴリウスの正面で、遊ゴロとなった。

 ヤンキースの守護神・チャプマンと対戦した8回2死二塁からの第4打席は、2ボール1ストライクから左翼ポール際へ大飛球を放ったがファウル。最後は164キロ直球に押し込まれ、遊ゴロに打ち取られた。

 前日24日(同25日)のブルージェイズ戦では、自身メジャー初の“マルチ二塁打”を放つなど3打数2安打2四球と活躍。打撃の調子も上向いていたが、この日は快音は聞かれなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月26日のニュース