松井氏、大谷に“笑撃”エール 3Aで「会わないことを祈る」

[ 2017年11月21日 05:30 ]

野球教室で恒例の打撃実演。松井氏が本塁打を放つと子供たちは大喜び
Photo By スポニチ

 球場で会わないように…!?巨人やヤンキースで活躍し、現在はヤ軍でGM特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(43)が19日(日本時間20日)、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す日本ハム・大谷翔平投手(23)について言及した。二刀流継続に意欲を見せる右腕の挑戦を称えるとともに、ゴジラ流のユーモアを交えたエールを送った。

 日に日に冷え込むマンハッタンで野球教室を開いた日米通算507本塁打のレジェンドが、大谷へ熱い言葉を贈った。メジャーでの二刀流をどう思うか、と問われた時だ。「本人がそれを望んで球団がそれを許すのであれば全然、やらない理由はないと思う」。千葉・鎌ケ谷でリハビリ中の大谷も、これを伝え聞くと、「ありがたいです」と感謝した。

 松井氏はこれまでも「二刀流は無理」という固定観念には異議を唱えていた。「これまでほとんどいなかったわけだから、無理だと言うこと自体がおかしいと僕は感じる。前例のないことをいきなり否定できない」。そして、大谷の米挑戦への正式表明を受け、改めて「一野球ファンとして、どのようにプレーしていくのかというのは興味深い。十分に力はあると思うので体に気を付けて頑張ってほしい」と話した。

 ただ、これで終わらないのがゴジラ。GM特別アドバイザーとして自身がマイナー選手の指導を担当しているヤンキースが獲得に熱心だと報道陣から振られると、こう言った。

 「球場で会わないことを祈りますね。もしそう(入団することに)なってもね。僕は、だって3Aと2Aばっかり見ているから」

 現行の労使協定では25歳未満のドラフト対象外の海外選手はマイナー契約となる。それでも「会わないことを祈ります」と笑みを交えて繰り返した。1年目からメジャーで、という激励が裏にある。

 13年オフにポスティング移籍した田中の面談では球団のPRビデオに登場。今回も交渉に一役買う可能性には「僕より(通算652セーブのOB)マリアノ(リベラ)くらい駆り出した方がいいと思う。僕だとちょっとインパクトが薄い。マリアノにスペイン語でやってもらえばいい」と冗談めかした。笑いと愛情のこもったエール。09年ワールドシリーズMVPに輝いた勇姿に「あれは凄かった」と感銘を受けた大谷の胸にも響いたはずだ。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2017年11月21日のニュース