由伸監督「負けているときの形」…宮国四球から５失点３敗目

セ・リーグ   巨人２―５ＤｅＮＡ （ 2017年5月4日    東京ドーム ）

＜巨・Ｄ＞失点を重ねる宮国（左）の奥でうつむく高橋監督
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　開幕カード以来の同一カード３連戦３連勝はならなかった。巨人・高橋監督は「負けているときの形。点の取られ方が悪かった」と嘆いた。

　今季２度目の先発となった宮国が、４回までに４安打５失点。２回に先頭の筒香に四球を与えて宮崎に２ラン。３回には二塁手・中井の失策が絡み、梶谷に２ランを許した。今季３敗目を喫した右腕は「先頭の四球が痛かった。調子は悪くなかっただけに悔しい」と肩を落とした。４回も先頭打者への四球から失点し、尾花投手コーチは「もったいない。４安打でそれ以上の点を取られた」と指摘した。

　打線は６回に坂本勇の２ランで追い上げたが、序盤の失点が最後まで響いた。指揮官は「展開どうこうではなくて、どんな場面でも打たないといけない」と厳しい表情だった。　（川島　毅洋）